潅水機器(100V対応版)の設置手順について説明いたします。
まず、お持ちの潅水機器が100V対応版であることをご確認ください。
■潅水制御装置が100V対応版であることの確認方法
潅水制御装置のフタの左下に貼られているシールに「SENSPROUT KANSUI CONTROL」と記載があることを確認する。
IDとして記載されている文字列の左から5桁目と6桁目が「00」であることを確認する。
■潅水ゲートウェイが100V対応版であることの確認方法
潅水制御装置のフタの左下に貼られているシールに「SENSPROUT KANSUI GATEWAY」と記載があることを確認する。
IDとして記載されている文字列の左から5桁目と6桁目が「01」であることを確認する。
■設置にあたって用意するものの確認
設置にあたって以下のものが必要です。
1.潅水制御装置
2.潅水ゲートウェイ
3.タイラップ(耐候性素材のもの)10本程度
4.切断系ツール(タイラップが切れるもの)
■設置条件の確認
1.Sensprout指定の電磁弁が設置されていること
2.Aタイプのコンセント(AC100V電源)が設置されていること
3.コンセントから3m以内に潅水制御装置、潅水ゲートウェイが設置可能なスペース(高さ2m以上、幅1.5m以上のスペースがあり、スペース内の1.5m以上の高さで縦方向と横方向の骨組みが十字に交差している状態)があること
4.電磁弁の電源ケーブルの端が、潅水制御装置の設置予定場所から3m以内にあること(双方の電源ケーブルを接続できる距離にあること)
<<注意>>
潅水ゲートウェイは地表から1.5m以上の高さに設置することが望ましい。高さが確保できない場合、地表から1.0mから1.5mの高さに設置してもよい。ただし、1.0m以下の高さに設置した場合、電波が水(地面)に吸収されて通信が不安定になるので設置をやめること。
■配線図
各機器は以下の通り接続される。
■潅水制御装置の設置作業
1.潅水制御装置に電磁弁の電源を制御するアダプターを取り付ける
2.アダプターには1から4までの番号が振られているので、一番左から右へ向かって連番となるように取り付ける
3.アダプターから伸びているケーブルを、潅水制御装置下部の穴から通して外へ出す
4.潅水制御装置にコンセントへ接続するケーブルを取り付ける。黒と黒のケーブルを接続し、赤と白のケーブルを接続する
5.潅水制御装置背面にタイラップを通す
6.タイラップを締めて縦方向と横方向の骨組みが十字に交差する部分に対して潅水制御装置を固定する。
■潅水ゲートウェイの設置作業
1. 潅水ゲートウェイにACアダプターを取り付ける
※潅水ゲートウェイ内部の緑色のボードには2種類ございます。
ACアダプターとの接続点が下側にあるタイプ
ACアダプターとの接続点が上側にあるタイプ
どちらも正常に動作する正規品です。ACアダプターとの接続点の位置が異なるだけですので、ご心配なさらないようにお願い致します。
2.潅水ゲートウェイ背面にタイラップを通す
3.タイラップを締めて横方向の骨組みに対して潅水ゲートウェイを固定する。その際、潅水制御装置と潅水ゲートウェイの間隔は20cmから30cm程度開けて固定する。
4.余ったタイラップを切断する
■潅水制御装置と潅水ゲートウェイの接続
1.双方の装置から青いケーブル1本、黄色いケーブル4本が出ていることを確認する。黄色いケーブルには1から4までの数字が振られていることを確認する。
2.青いケーブル同士を接続する
3.黄色いケーブルは同じ番号のケーブル同士を接続する
4.接続後にケーブルが過度に弛まないように、タイラップで骨組みに固定する。潅水制御装置と潅水ゲートウェイの間のスペースに固定する。
■潅水制御装置と電磁弁の接続
1.緑のケーブルは電磁弁側の赤のケーブルと接続し、白いケーブルは電磁弁側の黒のケーブルと接続する
2.最大4つの電磁弁との間で、同様に接続作業を行う
3.接続後にケーブルが過度に弛まないように、タイラップで骨組みに固定する
■潅水ゲートウェイを電源に接続
1.潅水ゲートウェイのACアダプターをコンセント電源へ接続する
2.接続後にケーブルが過度に弛まないように、タイラップで骨組みに固定する
■潅水制御装置を電源に接続
1.潅水制御装置の電源ケーブルをコンセント電源へ接続する
2.接続後にケーブルが過度に弛まないように、タイラップで骨組みに固定する
■潅水ゲートウェイの起動確認
1.潅水ゲートウエイが起動していることを確認するため、潅水ゲートウェイの蓋を開けてランプが点灯または点滅していることを確認する(電源に接続後、ランプが点灯または点滅するまで2分程度かかる)